ラブラドライトは長石グループに属する斜長石の一種です。
厳密には、曹長石(そうちょうせき)(NaAlSi3O8)と灰長石(かいちょうせき)(CaAl2Si2O8)が半々程度(正確には5:5〜3:7)混ざった曹灰長石で、一見すると灰色がかって見える鉱物です。
この、ラブラドライトは見る角度によって青、緑、黄色やオレンジなど、虹色の輝きを放ち、その特有の光学現象はラブラドル効果(ラブラドレッセンス)と呼ばれています。
ラブラドライトが虹色に輝く原因はラブラドライトの内部構造にあると考えられていますが、まだ、謎が多く残されています。
また、全てのラブラドライトがラブラドレッセンスを含むわけではなく、むしろ、虹色に輝く結晶は希少です。
また、すべてが虹色に輝くわけではなく、青色にのみ輝く結晶も存在します。
ラブラドル効果を示すラブラドライトは、曹長石と灰長石が半々程度の割合で構成されています。
この結晶内部には、2つの特徴が備わっています。
まず、曹長石と灰長石からなる非常に薄い層が存在し、これらの層が規則正しく交互に重なり合っています。
この様な内部構造によって、薄層による光の干渉が生じていると考えられます。
次に、無数の小さな板状あるいは針状の磁鉄鉱や赤鉄鉱など結晶が不純物として含まれています。
これらの不純物は、光の干渉現象の原因となる可能性が指摘されているほか、結晶全体の色彩を暗くして、イリデッセンスを引き立てる効果を発揮しているとも言われています。
これら2つの内部構造がラブラドル効果に関わっていると考えられていますが、まだ、詳しい発光の仕組みは解明されていません。
曹長石と灰長石の薄層による光の干渉説、磁鉄鉱や赤鉄鉱などの不純物による光の干渉説、そして、それら2つの光の干渉が相互作用を起こしているとする説などが提唱されています。
この様に、ラブラドライトは未だに謎の多い、神秘のパーワーストーンです。
ラブラドライトの名前は1770年カナダのラブラドル半島で発見されたことに因んで名づけられました。
ラブラドライトは月と太陽を象徴する鉱物です。
■石言葉:イマジネーション
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